Studio Ousiaは2月24日付けでニッセイ・キャピタルを割当先とする7000万円の第三者割当増資を実施した。2月27日に発表した。
スマートフォンやタブレットでのウェブブラウジングを効率化する新技術「Phroni(フローニ)」の開発でエンジニアを採用するとともに、グローバル市場に向けて事業展開を加速させる。増資後の資本金は1億1450万円(資本準備金含む)。
Phroniは、独自開発の人工知能エンジンを用いてテキストを解析し、ユーザーが興味を持ちそうなキーワードを抽出、自動でリンクに変換する技術。対応OSはiOSとAndroidを予定しており、現在、米国と日本で特許を申請中だという。
これまで、スマートフォンやタブレットでのブラウジング中にテキスト中のキーワードを検索したい場合は、キーワードをホールドとスワイプによって選択したのち、コピー&ペーストで検索ボックスに入力する、といった非常に煩雑な操作が必要だった。Phroniを利用することで、検索したいキーワードが自動的にリンクに変換されるため、ユーザーはキーワードをタップするだけで検索できるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス