シャープは2月28日、Blu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」に、4機種の新製品を追加した。気になるシーンを見直せる「ちょっと戻っテレビ」機能などを搭載する。
追加されたのはデジタルダブルチューナを搭載し、スカパー!HD録画とあわせて3番組同時録画を実現するハイグレードシリーズの「BD-W1100/W510」(W1100/W510)と、ガイド機能を充実させた、かんたんシリーズの「BD-HW51/H51」(HW51/H51)になる。
全機種に視聴中に見逃したシーンまで戻って見直せる「ちょっと戻っテレビ」機能を搭載。視聴中の番組を一時保存しておくことで利用でき、保存時間は最大90分まで。番組のシーンを等間隔にピックアップするサムネイル表示も可能だ。
あわせてニュース、スポーツなど好みのジャンルを自動更新録画する「最新上書き録画」に対応。ジャンルを指定しておけば、指定したジャンルの最新放送を録画できるとのこと。ジャンル指定は最大4つまで。サッカー、野球などサブジャンルも指定できる。
ハイグレードシリーズのW1100/W510は、新開発のモータメカを採用した最新ドライブを搭載。高速ドライブメカによりHDDからBlu-ray Discへのダビング時間を従来機に比べ約20%高速化させた。今まで約8分かかっていた60分番組のダビングが約6分20秒で完了する計算になる。また、トレイのオープン時間も従来の約1.5秒から0.5秒へと大幅に短縮した。
W1100/W510はともにWi-Fiを内蔵し、ルータを介さず別の部屋に設置してあるテレビ「AQUOS」や手元の「AQUOS PHONE」にワイヤレス送信できる。録画番組に加え、放送中の番組も送信できるため、スカパー!HD番組などを別の部屋から視聴することも可能だ。
かんたんシリーズのHW51/H51は、使いやすさにこだわって開発されたモデルだ。録画や再生などの基本操作を、画面メニューと音声ガイドで誘導する「音声付ガイドかんたんメニュー」を備え、取扱説明書を読まずに操作できるレコーダーを目指す。音声ガイドはオン、オフを選べる。
再生時には、音声を聞き取りやすいスピードに変換する「ゆっくり再生」機能も装備。約0.9倍速で再生することで、聞き取りやすさをサポートする。この機能はタイムシフト中でも利用できるため、視聴中の番組にも適用される。
H51を除く3機種では、USB HDDによる録画にも対応。キーワード自動録画にも対応し、キーワードは電子番組表内からコピー&ペーストできる。
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