バラクーダネットワークスジャパンは、Facebookのアクティブアカウントの中からランダムで2884件のアカウントを抽出、リアルなユーザーと、攻撃者が作成した偽アカウントの相違点を分析した「Facebookユーザプロファイル:リアルユーザ対フェイク(偽)プロファイル」を公開した。
分析結果によれば、アカウントが女性である割合はリアルユーザーで40%。一方、偽アカウントでは97%が女性を自称していることがわかった。また、そのアカウントがバイセクシャルである割合は、リアルユーザーが6%、偽アカウントではその10倍の58%だった。
友達の平均人数は、リアルユーザーが130人であるのに対し、偽アカウントはその6倍の726人だった。写真ごとの平均タグ数は、リアルユーザーが4枚の写真につき1個、偽アカウントは4枚の写真につき136個で、100倍以上タグを利用していることが明らかになった。
バラクーダネットワークスのチーフリサーチオフィサーであるPaul Judge博士は、「このような偽プロファイルで『いいね!』や『ニュースフィード』『Apps』などの機能を利用して、攻撃者は一般ユーザーに対して長期間にわたり常時悪意のあるリンクを表示させることができる」とコメント。また、本物を装った悪意あるアカウントは、アカウントリカバリ機能を用いてアカウントを乗っ取ることもできるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
増え続けるコンテンツ資産の課題を
クアンタムの最新技術で解決!
いつでもどこでもネットを身近に
進化を遂げたHD-PLCの最新情報
成長していくうえで陥りやすい3つの課題の
解消の鍵となる内製化をゆめみが支援
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある