サンフランシスコに拠点を置くBOKUは米国時間2月23日、「BOKU Accounts」を発表した。これは、世界中で利用できるモバイル決済システムを無線通信業者がユーザーに提供できるようにするサービスだ。モバイルユーザーは、あらゆるクレジットカード端末で、携帯電話か特別なデビットカードのいずれかを使用して支払いができるようになる。
この新しいサービスを正式に採用している通信業者はまだないが、BOKUによれば、英国の通信業者のうち1社が十分なテストを実施しているという。BOKUはすでに、世界で240社以上の通信業者と提携して決済処理サービスを提供している。
基本的には、BOKU Accountsのユーザーはある程度の金額を前払いし、このサービスを利用して行う取引ごとに、前払いした資金から引き出される。このモバイル決済サービスは、従来及び将来のNFC(近距離無線通信)決済環境と互換性を持つように作られている。
NFCは、特に米国において、携帯電話に統合されている割合が非常に少ないため、BOKU Accountsは、電話機の裏に貼り付けることのできるNFCチップが埋め込まれたステッカーを提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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