日立マクセルは2月22日、iPhone/iPod touch/iPadのワイヤレス通信でSDカードの写真や動画を見られるWi-Fi SDメモリカードリーダ「AirStash(エアスタッシュ)MAS-A02」を発表した。2月25日に発売する。店頭想定価格は1万円前後。
AirStashは、Wi-Fiを内蔵し、USB端子を備えたSDカードリーダ。専用アプリ「AirStash+」をiPhone/iPod touch/iPadにインストールすると、Wi-Fi接続した本機にアクセスできるようになり、SDカード内の静止画、動画データなどをiPhoneから読み込める。これにより静止画をiPhoneに取り込んでその場でSNSや写真共有サービスにアップロードしたり、旅先や移動中に動画を視聴したりできるようになるという。
本機とiPhoneをWi-Fi接続すれば、外部ストレージとしての利用ができ、回線が圏外でも静止画や動画データへのアクセスを実現。手持ちのSDカードをポケットサイズのストレージメディアとしても活用できる。
同時に複数の対応機器から接続ができ、文書データであれば最大8人まで共有が可能。アクセスできる人数はファイル容量によって異なり、動画ファイルであれば標準画質で最大3人、HD画質で1人になるとのことだ。
サイズは高さ92.5mm×幅33.2mm×奥行き13.0mmで、重量は約41g。電源はポリマーリチウムイオン充電池で、約2時間の充電で約7時間の使用ができる。発売時はiOSアプリのみの対応になるが、2012年春にはAndroidへの対応も予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス