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中国で「iPad」の販売停止を命じる判決--商標侵害で

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年02月21日 16時25分
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 中国の裁判所は小売店に「iPad」の販売停止を命じる判決を下し、iPadの商標をめぐって同国で争うAppleは後退を強いられた。

 中国深センに拠点を置くProview Technologyの弁護士であるXie Xianghui氏がThe Associated Press(AP)に述べたところによると、恵州市にある中級人民法院は現地時間2月17日にこの判決を下したという。

 しかし、同記事は今回の判決について、それほど広範な影響を持たない見通しだと述べており、Proviewが通商当局に対して40の都市でiPad販売停止を要請していることを指摘した。今回の判決についてApple関係者にコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。しかし、Appleの過去の発言によると、同社はProviewと取り決めを交わしたが、Proviewがそれを守ることを拒否しているという。

 Apple関係者は米CNETに対し、「われわれは何年も前、iPadという商標を世界10カ国で使用する権利をProviewから購入した。Proviewは中国におけるAppleとの合意を守ることを拒否している。香港の裁判所は本件でAppleの主張を支持した」と述べた。

 一方、Proview関係者は、同社が中国の裁判所でAppleを訴えたのと同様の方法で、米国でもAppleに対して20億ドルの訴訟を起こすとほのめかしている。Proviewの弁護士によると、その訴訟を提起する理由には、AppleがProviewと競合する製品を作らないという条件でiPadという名称の権利を購入したことも含まれるという。

 Proviewは、同社の子会社の1つが何年も前にiPadの名称をAppleに売却したが、その会社にそれを行う権限はなかったと主張してきた。一部報道によると、Proviewはこの問題を示談で解決することを求めているが、これまでのところAppleがProviewの要請に応えていないと話しているという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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