グリーが提供するソーシャルゲーム「探検ドリランド」で、ゲーム内アイテム(カード)を不正に複製できるバグが発見されたとして、ネット上で話題となっている。カードを交換できるトレード機能の不具合を利用したもので、通常だと入手に数万円の課金が発生する場合もある“レアカード”も複製できてしまうことから、「Yahoo!オークション」などにはレアカードの出品が相次いだ。
これを受け、グリーでは不正行為を防止するため2月19日11時30分にトレード機能を一時停止。また不正行為が確認されたユーザーに対しては、ゲームの公平性を保つため、アカウント停止を含めた厳格な対応を行う可能性があるとの声明を発表した。
グリーでは現在、不具合の原因究明を行っており、詳細が判明次第改めて案内するとしている。また、同件が業績に与える影響については「現在精査中ですが、影響は軽微であると認識しています」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」