新しい音楽サービスの立ち上げについて、Microsoftと一部の大手レコード会社が話し合っていることが米CNET Newsの取材で分かった。
この協議を知る情報筋によると、デジタル音楽に関してこれまで散発的な成果しか得られていないMicrosoftは、Xboxと次期版のWindowsベースの携帯電話に楽曲を提供するサービスの展開を協議しているという。
このサービスが、Xbox契約者に現在提供されているMicrosoftの音楽サービス「Zune Music Pass」とどう違うのか、正確なところは明らかでない。
協議はまだ予備的な段階で、双方とも細部を詰めるまでに至っていない、と情報筋は語った。しかし、Microsoftは2012年中にサービスを開始したいと望んでおり、ストリーミングサービスだけでなくダウンロードも含めて大まかな構想を抱いているという。
さらに、提案されている携帯電話に関してHTCおよびNokiaと協力する可能性にもMicrosoftは言及している、と情報筋は付け加えた。同社の広報担当者は「Microsoftは噂や憶測についてコメントしない」と述べている。
MicrosoftはすでにZune Music Passを運営し、音楽ライセンスも保有している。新サービスについてMicrosoftが新しいライセンスを取得する必要があるのかどうかは今のところ不明で、それはMicrosoftが音楽をどう扱いたいかにかかっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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