logo

大画面、高解像度、高性能、高速通信--「GALAXY SII WiMAX(ISW11SC)」レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 auからもサムスンのGALAXY S IIシリーズ「GALAXY SII WiMAX(ISW11SC)」が発表され、1月下旬に発売された。デュアルコアCPUに有機EL画面という点は、先に登場しているNTTドコモ版のGALAXY SIIシリーズと同じだが、さらに大きく高解像度な画面と、高速なWiMAXに対応するというスペックがau版の特長だ。

Android 2.3 + 1280×720ドットの高解像大画面

  • GALAXY SII WiMAX

 GALAXY SII WiMAXのひとめでわかる特長は、4.7インチで1280×720ドットの高解像度かつ大型のディスプレイ。しかも有機ELタイプのため、とにかく鮮明。GALAXYシリーズのスマートフォンでこの解像度とサイズは、NTTドコモ版のGALAXY NEXUSのみだったが、au版では最初の1機種めから搭載される。

 1280×720ドットの画面はとにかく広い。小さい文字の閲覧や、拡大縮小の手間を惜しまなければ、一覧性の高いPC向けのサイトをそのまま見ることができる。ウェブサイトによってはスマートフォン向けのページに一旦は飛ばされてしまうところもあるが、PC向けのページでも十分閲覧ができるだろう。逆にこの大きさの画面では、スマートフォン向けのページを表示した際、一度に表示される情報量の少なさを感じてしまうかもしれない。

 しかも、新しいAndroid 4.0を搭載したGALAXY NEXUSと違い、GALAXY SII WiMAXは定評あるAndroid 2.3を搭載しているため、多くのアプリが問題なく使える。周囲のAndroid 2.3ユーザーに使い方を教えてもらったり、情報交換したりすることも容易だ。現時点で最も実用的なAndroidのバージョンに高解像度の大型ディスプレイが搭載されているのだから、非常に実用性が高い機種と言えるだろう。

 一方、大画面化による弊害として、端末サイズの増大が挙げられる。4.7インチの画面は、画面サイズだけで3インチクラスの端末全体の大きさに匹敵するほどビッグ。しかし、本体の側面は丸みをもたせたスタイルで、画面のフチも細め、上下のフチも細いので、一気に持ちにくくなるほどのサイズではない。

 本体にはストラップも付けられるため、落下防止を兼ねてなにか小さいストラップやアクセサリを付けておけば、持ちにくさも和らぐのではないだろうか。

  • 1280×720ドットの大画面はネットブック以上、ノートPCよりも若干低い解像度だ

  • 小さい表示となるが、ニュースサイトトップページも一覧で見られる

速さのWiMAXを装備、しかもテザリング対応

  • 控えめだが裏面には「WiMAX」の文字がある

 GALAXY SII WiMAXの特徴は名前のとおりWiMAXへの対応だ。WiMAXといえば3G回線よりも高速な通信が可能なことが特徴。3G回線だけの利用に比べてWiMAX利用月はプラス525円がかかるのだが、それ以上の快適さが得られる。

 特に複雑なウェブページの表示や、アプリのダウンロードでその差を感じることができる。もちろん3G回線での利用もできるため、WiMAXだけしか使えないモバイルルータなどと違って、定評あるauの3Gのエリアで通信も行うことが可能なため、エリアを心配することもない。

 実際に通信速度を計測するアプリで測ってみたところ、東京都内で夜間に計測した数値だが、3Gは約1.9Mbps程度なのに比べ、WiMAXは約4.8Mbpsと大幅に高速となっている。

  • WiMAX対応スマートフォンながらSIMカードを装着する

 しかも、現在のところデータ通信の量の制限がないこともメリットだ。その上テザリングにも対応しているのだから文句の付けようがない。

 テザリング利用で、他のPCなどから無線LANアクセスポイントとして利用した場合でも、3G通信などと比べてワンランク上のサクサクした通信が可能。単体のWiMAXを別途契約するよりも割安で、しかもWiMAXが圏外の場合は3Gに移っても通信できるという違いもある。使用頻度にもよるが、外出先でほんの少し通信したい、しかも速度もそれなり早いほうがいいという場合には非常に便利だ。

  • WiMAXのエリアは意外に広く、都心部はもちろん郊外でもエリア化が進んでいる。快適な通信が可能

 テザリング時のバッテリの持ちは気になるところだが、筆者が試したところでは、1~2時間ほどしっかり使った場合はバッテリが一気に減ってしまう。しかし、日に数回、外のベンチでメールチェックなど数分程度通信する使い方ならば、大きく減りを意識するほどでもないと感じた。とはいえ、デザリング利用を目的にこの機種を選ぶなら、別途モバイルバッテリも持っておいたほうがいいのは言うまでもない。

 なお、auのWiMAX機というとSIMカード(au ICカード)に対応していないと思われがちだが、GALAXY SII WiMAXはSIMカード対応となる。au間に限られるが、SIMカードの差し替えだけによる端末の変更も簡単に行える。

  • WiMAXでの速度テスト。通信が混雑する平日夜間の値だ

  • 3Gでの速度テスト。WiMAXとほぼ同じ時刻に測定した

-PR-企画特集