アドビ、「Creative Cloud」の一部内容を説明--価格への理解求める

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年02月03日 09時04分

 Adobe Systemsが予定している「Creative Cloud」に対する月額50ドルというサブスクリプションプランに不満を感じてはいないだろうか? Adobeは、その不満を取り除きたいと考えているようだ。

 同社は米国時間2月2日、Creative Cloudのプランによって提供されるのは、「Creative Suite」(CS)の「Master Collection」全体とタブレット向けの「Touch」プログラムだけではないことを示すために、新しい詳細情報を明らかにした。Adobeのデジタルメディアチームで製品マーケティング担当シニアディレクターを務めるScott Morris氏によると、具体的には、次の要素が提供されるという。

  • Creative Cloudには、ウェブページ作成のためのソフトウェアであるAdobeの「Muse」と「Edge」が含まれる。MuseはCreative Suiteに含まれる予定はなく、Edgeを含めるかどうかについてAdobeはまだ決定していない。
  • 「Lightroom 4」も、現在のベータテストが終了すれば、Creative Cloudのサブスクリプションプランに追加される予定である。「Lightroom」はCSには含まれていない。
  • Creative Cloudのサブスクリプションユーザーは、新機能が完成次第、いち早くそれらを利用することができるようになる。新機能が正式に新しいCSアプリケーションに追加されるまで待つ必要はない。
  • オンラインのソーシャルネットワークコミュニティーによって、ファイルの共有、互いの作品へのコメント、互いのフォローができる。

 Creative Cloudにはその他にもいくつかの要素が含まれる。複数の端末間でファイルを同期するために使用可能な20Gバイトのオンラインストレージ、雑誌などのコンテンツをタブレット向けに再パッケージ化するためのAdobeのデジタルパブリッシングツールへのアクセス、ウェブサイト上でフォントを使用するための「TypeKit」サービスの利用、ウェブサイトをホスティングするためのAdobeの「Business Catalyst」サービスの利用などである。

Creative Cloudに含まれる製品 Creative Cloudに含まれる製品
提供:Adobe Systems

 「CSをサブスクリプションモデルとして再パッケージ化したものではない。顧客らがパブリッシングにおける問題を解決できるように、中核的なデスクトップアプリケーションとそれらを結びつけるサービスを提供している」とMorris氏は述べ、動画や雑誌といった従来のメディアだけでなく、ウェブや携帯端末にもリーチすることの難しさに言及した。

 さらに同氏は、「統合されたソーシャル体験とともにインスピレーションとコミュニティーを提供するための、クリエイティブな表現とクリエイティブなインスピレーションのための中心となるものである」と述べた。

 Creative Cloudのすべては必要としないユーザーのために、Adobeは、「Photoshop」「Premiere Pro」「Illustrator」、およびより小規模な各種スイートに対する現行のサブスクリプションプランを、より手ごろな価格にすることを計画している。Morris氏は、現行の価格体系が高いことを認めたが、「個々の製品に対する非常に魅力的な(サブスクリプション)価格」を提供すると約束した。

新しいコンポーネントが登場するごとにCreative Cloudは絶えず改良されていくとAdobeは述べている。 新しいコンポーネントが登場するごとにCreative Cloudは絶えず改良されていくとAdobeは述べている。
提供:Adobe Systems

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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