NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンは2月1日、新たなスマートフォンブランド「Disney Mobile on docomo」を立ち上げたと発表した。第1弾として、ドコモはスマートフォン「Disney Mobile on docomo F-08D」(F-08D)と「Disney Mobile on docomo P-05D」(P-05D)の2機種を2月下旬より順次発売する。また、ディズニーは同ブランド限定のサービスなどを展開していく。
F-08DとP-05Dには、ディズニー仕様のライブ壁紙や着うた、電話帳、デコメ絵文字など多数のオリジナルコンテンツをプリインストール。またディズニーのコンテンツマーケット「Disney market」で好みのアプリをダウンロードできる。
さらに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ふしぎの国のアリス」などディズニーの映像作品を無料で視聴できる「Disney cinema」をドコモ限定で提供。毎月約20時間分をラインアップし、定期的に作品を入れ替える。「LOST」「デスパレードな妻たち」など、海外ドラマやバラエティを無料視聴できる「Dlife」も提供する予定だ。
NTTドコモ執行役員マーケティング部部長の永田清人氏は「ディズニーとは、iモードのコンテンツプロバイダとして長い間パートナーシップで一緒にやってきている。これまでの関係をベースにして、ドコモとディズニーで新しい顧客に価値を提供したい」と意気込みを語る。
また、ウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ ゼネラルマネージャ モバイルのデービット・ミルスタイン氏は、「ディズニーはこれまで、20~30代の女性向けにスマートフォンコンテンツを作ってきた」とコメント。
Disney Mobile on docomoではこれまでと同様に女性をメインターゲットにしながらも、ディズニーとして初めて、小さな子どもを持つ母親向けのアプリなど、家族向けのコンテンツを充実させたと語る。
また同社は、ソフトバンクモバイルのMVNOとして「ディズニー・モバイル」を展開している。今回ドコモとコラボレーションという方法を選んだことについてミルスタイン氏は、「それぞれのパートナーに合う形でビジネスに取り組んでいる。ディズニーでは、MVNOであろうが提携であろうが、顧客のサービスを最優先している」と説明した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」