NTTドコモは1月30日、らでぃっしゅぼーやの発行済普通株式の公開買付けを実施すると発表した。1月31日~3月12日の買付け期間中に、発行済普通株式等370万6600株以上(所有割合51%以上)を取得し、らでぃっしゅぼーやを子会社化する予定。
らでぃっしゅぼーやでは、有機野菜や無添加食品の会員制宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」を運営している。ドコモは、独自の品質基準を満たし認知度の高いらでぃっしゅぼーやの商品と、ドコモのスマートフォンやサービスを組み合わせることで、今後コマース事業を本格化させたい考えだ。
また、ドコモ、ローソン、らでぃっしゅぼーやは同日、ドコモによるらでぃっしゅぼーやの子会社化の成立を前提に、業務・資本提携を検討すると発表した。具体的には、3社による協業関係をより強固なものにするために、ローソンかららでぃっしゅぼーやへ最大20%出資する。
さらに、ローソンによるらでぃっしゅぼーやへの出資のために、ドコモがらでぃっしゅぼーやを完全子会社化した後に、取得した同社株式の一部(ドコモの保有割合が50%超となる範囲)をローソンへ譲渡する。ローソンは出資を前提に、らでぃっしゅぼーやへ代表取締役副社長1名を派遣するとしている。
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