Daily Routineは、毎日を決まったスケジュールどおりに過ごすことを支援するアプリだ。生活時間割と言ってもいいかもしれない。「毎日決まった時間にやらなければいけないタスク」のリマインダーとしても、「規則正しい生活をする」ための補助としても役立つ。1日24時間分のスケジュールを決めておくことにより、「次に何をやるか」が通知されるので、本来やるべきことに集中できるようになる。毎日が「忙しい」で終わってしまう人に、最適なアプリではないだろうか。
24時間スケジュールできるとはいえ、初めてルーチンを作成する際は、どこから始めればよいのか戸惑うだろう。Daily Routineのインストール直後には、サンプルのルーチンがあらかじめ登録されているので、まずはこれを利用するのが分かりやすい。ただし、日々のルーチンの割り当て方法と、個々のタイムスロット(Timeslot:一定時間内のルーチン)の登録方法が少々分かりにくいのが難点だ。慣れてしまえば問題はないだろう。
ルーチンおよびタイムスロットの編集は、表示されている[Example Routine]上でタイムスロットをタップして[Edit Timeslot]または[Edit Routine]を選択して行う。「routine」画面では、画面右上の「+」をタップして、ルーチンを新規作成することもできる。iPhoneの標準カレンダーと連携することで、カレンダーの予定を読み込むことも可能だ。既に登録してあるタスクの間に、その日の予定が表示される。
「Activities」では、「Work(仕事)」「Meal(食事)」「Exercise(エクササイズ)」といったアクティビティを編集する。既存のアクティビティを右にスワイプすると、アイコンや色の変更、削除などができる。画面右上の「+」をタップして、新しいアクティビティを追加しよう。思いつく限りのアクティビティをあらかじめ登録しておくのもお勧めだ。アイコンも豊富に用意されている。あまりにもたくさんあるので、「Presentation」や「Todo」などの簡単な単語で検索して、目的のアイコンを見つける方が早いだろう。
「Dates」画面で、各日のルーチンを登録する。日付を選択して、[routine]で使用するルーチンを選択し、[dates]で指定したルーチンの使用期間を指定する。毎日同じルーチンを使用することも、平日と休日とに分けることもできる。1日単位で指定が可能だが、時間割という特性から、ある程度の期間は同じルーチンを使用するのが良いだろう。
始めから完璧なルーチンを作成するのは、たいていの場合難しいので、いったん下地となるルーチンを作成して、徐々に修正を加えて行く方が使いやすいだろう。現在のところ、日本語での入力はできないが、サンプルルーチンを参考にして「Meeting」「Reading」など簡単な単語で入力しておくことで、英語のみでも十分に使える。
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