パナソニック、3D対応2機種を含む新ビデオカメラ

 パナソニックは1月11日、ビデオカメラにトリプルセンサ搭載モデルを含む5機種の新製品を追加した。うち2機種は3Dコンバージョンレンズ装着により3D撮影にも対応する。

 追加されたのはトリプルセンサ搭載「HC-X900M」(X900M)、フルHD画質で約700mmの光学式ズームを実現した「HC-V700M/V600M」(V700M/V600M)、重量196gの小型モデル「HC-V300M」(V300M)、約1400mmのiAズームを備えた「HC-V100M」(V100M)となる。

 いずれも内蔵メモリとSD/SDHC/SDXCカードへの記録が可能だ。

  • 「HC-X900M」

 X900Mは、レンズ、トリプルセンサー、エンジンで構成される「3MOSシステム」を搭載した高画質モデル。新規格AVCHD 3D/Progressiveに対応し、別売の3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT2」を装着すれば、フルHD3Dでの撮影も可能だ。

 エンジン部には、RGB3色のセンサのうち、G(グリーン)センサを上下左右に半画素ずらし、合計4倍にする技術「ピクセルシフト」で、従来比4倍相当の情報処理をし、記録する「クリスタルエンジン・プロII」を搭載。手首の縦/水平、腕の左右/上下の4軸ハイブリッド手ブレ補正に加え、歩行時に発生する回転方向の手ブレを補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」で、撮影時の手ブレも大幅に低減するとしている。

 本体サイズは高さ72mm×幅67mm×奥行150mmで、重量は約430g。64Gバイトの内蔵メモリを備える。3.5型のタッチパネルは裸眼3D液晶タイプだ。発売は2月15日。店頭想定価格は14万円前後になる。

  • 左から「HC-V700M」「HC-V600M」

 V700M/V600Mは、別売の3DコンバージョンレンズVW-CLT2を装着することで、3D撮影もサポートする。新開発の「微細セル&高感度MOSセンサー」と画像処理エンジン「クリスタルエンジン・プロ」の連携により、暗所での高精細撮影を実現。微細セル&高感度MOSセンサーは、フルHD画質で約700mmの光学式ズームも可能にしているという。

 V700Mが64Gバイト、V600Mが32Gバイトのメモリを内蔵。本体サイズは高さ69mm×幅55mm×奥行き121mmで、重量は約272g(V600Mは271g)になる。発売は2月1日。店頭想定価格はV700Mが11万円前後、V600Mが9万円前後。

  • 「HC-V300M」

 V300MとV100Mは、裏面照射型 高感度MOSセンサを搭載し、暗所撮影性能を向上させたモデル。両機種ともに1/5.8型MOS固体撮像素子を搭載する。

  • 「HC-V100M」

 V300Mは約1600mmのiAズームを実現。高さ60mm×幅53mm×奥行き112mmの小型ボディで手になじみやすいラウンドボディデザインを採用している。ボディカラーはコーラルピンク、ネイビーブルー、パールホワイト、ゴールドベージュの4色を用意。内蔵メモリは32Gバイト、2.7型のタッチパネルモニタを搭載する。発売は2月1日。店頭想定価格は7万円前後。

 V100Mは約1400mmのiAズーム機能を備えたエントリー機だ。新・手ブレ補正により、ズーム時でも手ブレを抑えた高画質映像を撮影できるとのこと。8Gバイトの内蔵メモリを備える。2.7型の液晶モニタはタッチ操作には対応していない。発売は2月15日。店頭想定価格は4万5000円前後になる。

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