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進化を求められるCIO--2012年にCIOが直面する5つの問題 - (page 2)

Scott Lowe (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2012年01月05日 07時30分
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ITの民主化

 業界やガバナンスの構造に関わらず、これまで一般にITには専制的な要素があり、それには十分な理由があった。ITと、ITによって支えられているサービスとデータは、多くの企業にとって血液のようなものだった。わたしは以前書いた記事で、CIOが身につけるべきスキルには、部署単位で行われることが多くなっている技術的な意思決定を、組織全体の技術的および戦略的計画とすりあわせることが含まれていると書いたことがある。各部署がIT調達を独自に行おうとしている中、この混沌をやりくりしようとするCIOの努力は、より重要になる。ここで、混沌をコントロールするとは言わなかったことに注意して欲しい。2012年には、技術的な意志決定がさらに分散化していく中、CIOがビジネス的手腕を身につけ、他の役員と強力で前向きな関係を結び、彼らが組織にとって道理にかなった方向へ進むのを助けることがより重要になる。

「2015年のCIO」になる

 わたしは最近、多くの専門家が「2015年のCIO」として詳しく説明しているものをまとめた記事を書いた。この記事でわたしは、なぜ今こそが未来であり、「2015年のCIO」が持つべき特質が、2015年には絶対に必要不可欠になると考えるかを説明した。もし読者が社内の方ばかりを向いたCIOなら(これはIT部門の日常業務に焦点を当てているという意味だ)、その仕事を任せられる右腕を見つけ、自分はより戦略的で、より付加価値の高いサービスに集中できるようにすべきだ。

 わたしは、現在の多くのCIOは、今後数年の間に、技術ディレクターに格下げになってCFOが戦略的な技術面での指導力を発揮するようになるか、ITを戦術以上のものとして動かせる人材に入れ替えられるだろうと考えている。

 もちろんこれは、それらのCIOが何か間違ったことをしたと言っているわけではない。しかし、多くのCIOは、変化し続ける環境に適応できないだろう。

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