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ミクシィはソーシャルコマース参入の年--mixiタウン構想が本格始動 - (page 2)

岩本有平 (編集部)2012年01月01日 08時00分
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 現実世界においても、自宅(ホーム)と繁華街(タウン)があるように、mixiでも親しい友人とコミュニケーションするエリアと、学校やカラオケ、ゲームセンターのようなものを通じて仲間を見つけ、広がっていくエリアを用意するというのがmixiタウンの構想です。

 もともとmixiでは、サービスが始まったことから日記などで友達とコミュニケーションする「縦軸」と、コミュニティなど全体から集まってくるユーザーとコミュニケーションをする「横軸」の両方での展開を考えてきました。ただし、タウン構想では、その縦軸と横軸は密に連携します。簡単なところでは、mixiページ(タウン)で書き込んだコメントも、mixiページだけでなくホームで友人にも共有されるといった具合です。

 今後についてですが、あくまでもホームの部分がコアであり続けるので、ホーム部分の改善や改良、新機能の追加は続けていきますが、タウン部分についてはアプリやゲームなどこの数年で作ってきたもののてこ入れもしていきます。

 それと並行して「ネット上においても友達と買い物を実現する」というソーシャルコマースをやっていきたいと考えています。時期ややり方など詳細はまだ公開できない段階ですが、Twitterとの連携も含めて検討しています。


--2011年10月に設立が発表された米国法人「mixi America」も1月以降本格稼働すると聞きます。

 mixi Americaではまず、自ら米国でサービスを行うのではなく、ミクシィやmixiにとって有益な企業に関するリサーチや投資、アライアンスを中心に行います。対象とするのは(ミクシィがベンチャーキャピタルのNetSerice Capitalを通じて投資する)Bullpen Capitalが対象とする、エンジェルラウンドから次のラウンドを狙う規模の会社です。

 2012年もチャンスの年。スマートフォンがこれまで以上に普及し、日本中だけでなく世界中で同じ環境になります。また、もともとPCではネットをやらなかった人もスマートフォンでネットをします。こういった状況に向けて米国にもアンテナを立てて投資を進めます。

--2012年3月期の売上を見ると、前期比マイナス成長になっています。これについては、モバイル広告の市場の変化が要因だと聞きます。

 スマートフォンの普及は想定していましたし、スマートフォンのユーザーを重点的に獲得してきました。もちろん今後もスマートフォン向けのユーザーエクスペリエンスを提供していきます。

 広告では、スマートフォン向け市場の立ち上がりに時間がかかることは想定していました。PCからフィーチャーフォンに移行した際にも「本当にフィーチャーフォンの市場が立ち上がるのか?」と言われましたが、最終的に広告の中心になったのはフィーチャーフォン。中期的に見ればスマートフォンも同様の動きになると考えています。ただ、フィーチャーフォン向けの市場の減少幅が予想以上でした。

--11月にはニールセン・ネットレイティングスが発表した2011年10月のネット視聴率に対してコメントを出しています。(編集部注:ニールセン・ネットレイティングスが発表した2011年10月におけるmixiの訪問者数が、当月に集計処理を変更したため、以前から激減するような印象を与えたとして同社に説明を求める旨のコメントを出している)

 我々の発表しているMAU(月間アクティブユーザー)は1500万人強。これは第三者が出している数字ではないため客観性がないかも知れません。(編集部注:Facebookは現時点で国内ユーザーのMAUが500万-600万人と言われる)ただ、PCだけでインターネット利用の調査をするということは、ごく狭い領域です。mixiでは、重複も含めた数字ですが、mixiでは約5割がPC、約8.5割がフィーチャーフォンとスマートフォンからアクセスしています。

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