Appleの「Mac App Store」が好調であることが正式に明らかになった。
Appleは米国時間12月12日、「Mac OS X」の「Snow Leopard」および「Lion」ユーザー向けに提供されている同ストアのアプリケーションダウンロード本数が1億本に達したと発表した。この記録達成を受けてAppleは、同サービスを「世界で最も急速に成長しているPCソフトウェアストア」と呼んでいる。
Appleは2011年1月、Snow Leopardユーザー向けの無償ダウンロードとしてMac App Storeを開設した。同ストアにおいてユーザーは、Appleのモバイル向け「App Store」と同様に、無料または有料のプログラムを選択して自分の端末にダウンロードできる。Appleは、有料アプリケーションの売り上げの70%を開発者に分配し、残りの30%を徴収する。
1000本余りのプログラムを揃えてMac App Storeが開設されたわずか翌日に、Appleは、開設直後の24時間で100万本のアプリケーションがダウンロードされたと発表した。同ストアにはそれ以降、「数千本もの」アプリケーションが追加されたとAppleは述べている。
Appleは2011年10月、同社モバイルアプリケーションストアも好調で、提供アプリケーション数は50万本以上、月間平均ダウンロード本数は10億本であると発表した。総計すると、2008年の開設以来、180億本以上のアプリケーションが同ストアからダウンロードされていることになり、同社が開発者らに支払った金額は30億ドル以上ということになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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