Appleのテレビ開発計画をめぐって噂が過熱しており、最近のある記事は、画面サイズに関する情報を入手したと主張している。
オーストラリアの技術サイトSmarthouseは現地時間12月4日、このテレビの製造にかかわる日本の「大手」企業に勤める匿名情報源の話として、Appleテレビは32インチから55インチの間の3種類の画面サイズから選べるようになると報じた。加えて、「iPad 3」に搭載されるとみられるAppleの「A6」プロセッサが、同社製テレビにも採用されると、情報源は述べている。
ソフトウェアの面では、Appleは同社の音声パーソナルアシスタント「Siri」を利用した「声による番組呼び出し」を可能にする全く新しいソフトウェアを開発した、とSmarthouseの情報源は述べている。
Apple製テレビの噂は、長年にわたって繰り返し盛り上がりをみせてきた。たとえば、2009年にPiper JaffrayのアナリストGene Munster氏は、Appleが2011年末までに最初のテレビを発売すると考えていると述べた。これは実現していないが、現在Munster氏は予想を若干変更し、テレビが2012年末には発売されそうだと述べている。
ただし、Munster氏の予想は単なるテレビの発売だけにとどまらない。Business Insiderカンファレンスで米国時間11月30日に同氏が語った話によると、Appleは、消費者が外部機器と接続しないオールインワン型のテレビを求めると確信しているという。Munster氏はまた、Appleが販売するテレビシリーズの価格は、比較対象となる製品の2倍程度になるだろうと予測している。
Munster氏もSmarthouseの情報源と同じく、AppleのテレビはSiriをサポートし、複数のサイズで売り出されると考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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