Googleは、ソーシャルネットワーキングプラットフォーム「Google+」で連絡先をグループ化する機能「サークル」に熱心に取り組んでおり、自然な成り行きながらこの機能が「Gmail」に深く統合されることになった。
Googleの幹部は過去数カ月間、Google+を同社の製品群に統合していくと繰り返し主張してきた。これまでのところ、こうした取り組みの成果として挙げられるのは、Google+と「Google Reader」が連携したことや、Google+が事実上「Picasa」や「Blogger」に取って代わったことくらいだ。
今回のアップデートは、Google+を積極的に利用していなければ目を引くこともなく、役に立つものでもない。今回の新機能はかなり直感的なものだとアピールしていることを考えると、Google+をあまり利用していないユーザーをアクティブユーザーに変えるのが狙いなのかもしれない。
簡単に言えば、Google+ユーザーは自分のサークルを簡単に作成して拡大できるが、同時にこれらのグループに応じて電子メールをフィルタ処理できるようになる。
まず、他のGoogle+ユーザーからの電子メールを開くと、そのユーザーがGoogle+で自分と共有した最新の投稿がメール本文の右側に表示される。自分が設定したどのサークルにもそのユーザーがまだ入っていない場合は、Gmail内で直接サークルに加えることができる。
さらに、電子メールを検索する際、すべてのサークルからメッセージを確認するか、あるいは個々のサークルを指定してメッセージを探せる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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