Amazonが2カ月前に音声文字変換の新興企業Yapを買収していたことが、新しい提出書類によって明らかになった。
The Atlanticは米国時間11月9日、米証券取引委員会(SEC)に提出された書類(PDFファイル)を根拠として、AmazonによるYap買収を報じた。この買収は9月に実施されたが、そのときは正式に発表されなかった。
同書類にAmazonの名前は出てこないが、The Atlanticは「存続会社」の住所がシアトルにあるAmazon所有の建物であることを突き止めた。
Yapは2007年、音声命令を文字に変換するテクノロジによって、その名を知られるようになった。同サービスは当初、テキストメッセージを頻繁に利用するティーンエイジャーをターゲットにしていたが、その後規模を拡大し、ボイスメッセージを文字に変換する携帯電話向けボイスメールサービスを提供するようになった。Yapは米国時間2011年10月20日に同サービスを終了したため、ユーザーは契約通信事業者のボイスメールサービスを再び使用しなければならなくなった。
AmazonとYapに買収についてのコメントや確認を求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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