Amazon.comの新しいタブレット製品「Kindle Fire」が予定より1日早く登場した。
Amazonは米国時間11月14日午前にプレスリリースを発表し、期待を集めている7インチ端末のKindle Fire(価格199ドル)について、出荷を1日前倒しで開始したことを明らかにした。
「Kindle Fireを予定より早く顧客に届けることができることを喜ばしく思う。Kindle Fireは短期間のうちにAmazon.com全体で最も販売好調な製品となり、顧客の要望に応えて製造台数を予定より数百万台増やしているところだ」と、Kindle担当バイスプレジデントのDave Limp氏は声明の中で述べている。
タブレット市場でAppleの「iPad」に対抗する初の製品になり得るとの見方が強いKindle Fireについて、Amazonはそのプロモーション活動を注意深く推し進めてきた。何カ月もの間、新しいタブレット製品を開発中であることさえ認めず、秋に入ってようやく、価格を大幅に下げた「Kindle」の新しいラインアップとともに、Kindle Fireの発表を行った。
Amazonはまた、「Kindle Touch」と「Kindle Touch 3G」の出荷を予定より6日早い11月15日に開始することを明らかにしている。
Kindle FireがBest Buyなどの小売店でも14日から発売になるのかどうか、現時点では不明だ。すでに大半の店舗がKindle Fireの在庫を持っているはずだが、Best Buyのウェブサイトでは「Coming Soon」(近日発売)となっており、店頭での商品引き渡しはまだ行っていないようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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