Microsoftの翻訳サービス「Microsoft Translator」が、各種ブラウザ向けのブックマークレット経由で利用可能になった。Microsoft Translatorは、ウェブページで使われている言語を識別し、すべてのテキストを指定言語に翻訳したページに表示し直すサービスで、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、アラビア語、ロシア語など、さまざまな言語に対応している。
Microsoft Translatorをウェブページからインストールするには、まずドロップダウンリストから自分のネイティブ言語を選択する。次に「お気に入り」または「ブックマーク」のツールバーが表示されていることを確認したうえで、「Translate」と書かれたリンクをツールバー上にドラッグ&ドロップすると、「Translate」と書かれたアイコンがバーに表示される。
この作業が終わると、自分のネイティブ言語ではない任意のウェブページにアクセスした際、「Translate」ボタンをクリックすると、そのページが設定言語に変換される。一例として、筆者がThe Korea Timesのホームページを開いて「Translate」ボタンをクリックしたところ、すべてのテキストが英語に置き換わったページが再表示された。
「Google Chrome」には、ウェブページの翻訳機能が最初から組み込まれている。したがって、このシンプルなJavaScriptコードで作成されたMicrosoft Translatorブックマークレットは、Chrome以外のブラウザでの利用を想定していると言える。筆者が試してみたところ、「Internet Explorer」「Firefox」「Safari」の最新版ではすべて問題なく使用できた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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