多大な期待が寄せられていたにもかかわらず、お粗末なスタートとなってしまった「iOS」プラットフォーム用の「Gmail」アプリケーションが、再び「App Store」に戻ってきた。
Googleは同アプリを11月初めにリリースされたが、バグが発覚し、直後に取り下げられた。この際、同社は通知機能に問題が見つかったと述べていた。また他にも、ユーザーがこれを初めて起動するとエラーメッセージが表示されるという問題も発覚している。
Gmailの製品マネージャーを務めるMatthew Izatt氏は米国時間11月16日午前の投稿で「アプリをApp Storeに再リリースした。バグも修正が完了し、通知機能が正常に動作している」と述べている。
同アプリは、HTMLメッセージにおける画像処理も改善されており、画面内に収まるように画像のサイズが調整されるとIzatt氏は付け加えている。
元のアプリを使用しているユーザーはアプリをアンインストールするか、新しいソフトウェアをインストールする前にログアウトする必要がある。
GoogleはApp Storeの創設以来、iOS用のGmailクライアントの提供を避けてきたため、同アプリは注目に値する。従来より「iPhone」「iPod」「iPad」のユーザーはApple独自の電子メールクライアントを使用して電子メールにアクセスできたが、多くのGmail特有の機能が欠けていた。
Izatt氏は、複数アカウントのサポート、モバイル署名、通知メッセージの改善に対する要望がユーザーから寄せられていると述べ、この電子メールソフトウェアについて、同社は取り組みを「開始したばかり」だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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