Microsoftは米国時間11月10日、ユーザーがマウスを使ってネット上でデジタル画を描けるウェブサイト「The Art of Touch」を開設した。
HTML5を使ったこのサイトでは、太さが3種類ある絵筆と6種類の効果を選択できる。効果の違いは、マウスを動かしたときの「筆致」の違いとして表現される。パステルカラーのパレットがあらかじめ選択されており、マウスをいろいろな速さで動かすうちに画面に色が現れる。たとえば、マウスをゆっくり滑らせていくと赤いリボンが伸びて、ところどころに青色や黄色の模様がはじけるように現れる。
Microsoftにとってこのアイデアは、「Touch」マウスシリーズへの関心を掻き立てるためのものだが、どのマウスでもサイトは正常に機能し、ノートPCのタッチパッドでも絵が描ける。だが、画面の移動やサイズ変更を指で行う「iPad」のようなタブレットではうまくいかない。
Microsoftハードウェア部門のシニアマネージャーであるBen Reed氏は、今回の取り組みは「社会実験」だと語る。消費者を引きつけ、Microsoft製品に対する関心を高めるのが同社の狙いだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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