ディー・エヌ・エー(DeNA)は11月8日、同社の韓国子会社DeNA Seoulが、韓国のDaum Communications(Daum)と、DeNAのソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」の韓国版を提供することについて、覚書を締結したと発表した。韓国版Mobageは、主にスマートフォンユーザ向けとして、2011年度第4四半期を目標に提供を開始する予定。
Daumのポータルサイトには、毎月韓国内のインターネットユーザーの約93%が訪れており、月間の閲覧回数は200億回、登録者数は約3800万人に達しているという。
今回、国版MobageをDaum経由で提供することにより、Daumの既存のユーザー基盤やソーシャルグラフ、モバイル広告ネットワークなどを活用した集客が期待できるとしている。今後は、Daumのサイトやモバイルアプリにおける、Mobageへのユーザー導線の設置なども検討していく予定だ。
また、日本を含む世界各国のゲームデベロッパーは、グローバルに統一された「Mobage API」などの開発ツールを用いて、韓国内のスマートフォンユーザに向け、効率的にソーシャルゲームを提供することが可能になるとしている。
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