Appleは、10月にiOS 5を公開して以来指摘されてきた、iPhoneのバッテリ持続時間が短くなったという問題について、ようやくコメントをした。
Appleは、AllThingsDに対し、同社が問題を認識していること、そして、ソフトウェアアップデートとして修正を提供する予定であることを述べた。
Appleは、「一部のユーザーが、iOS 5適用デバイスのバッテリ持続時間が思ったよりも短いことを報告している」とAllThingsDに述べ、「バッテリ持続時間に影響するバグを数件発見しており、それらに対応するソフトウェアアップデートを数週間以内に公開する予定だ」と付け加えた。
これまでにAppleのサポートサイトには、10月に発売された新しいiPhoneのバッテリ持続時間が宣伝されているものよりも短いという指摘が多数投稿されている。また、従来モデルにおいても同様の指摘が見られている。
影響を受けているユーザーによると、フル充電したデバイスのバッテリが平日に1日と持たず、使用を最小限にとどめていても同様だという。また、iOS 5ソフトウェアアップデートを適用する以前はこのようなことはなかったとユーザーらは述べている。
ユーザーらは現在のところ、ソフトウェア機能の一部を無効化したり、デバイスそのものの電源を切ったりするなど、様々な方法で問題に対応している。しかし、解決したという報告にはばらつきがあり、一部ユーザーは他のユーザーよりもバッテリ消費が多くなったと述べる一方で、iOS 5にしてからバッテリ消費が改善されたと報告するユーザーもいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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