「Google Reader」は、Googleが提供するすべてのアプリケーションおよびサービスの中で最も手をかけられていない製品の1つであると言っても過言ではない。そのインターフェースはもう何年も大型アップグレードから遠ざかり、リリース以来目立った変更や追加はほとんど施されていない。そのせいか、製品自体も古めかしく感じられる。
「Google Apps」スイートに含まれる他のほとんどの製品のデザインがこの数カ月間で刷新された(「Calendar」「Docs」など。「Gmail」もまもなく刷新される)ことを考えると、Google Readerはいつ刷新されるのかという問い合わせは何年も前からあったにちがいない。
そしてついにその時がやってきた。少なくとも来週にはやってくる。「多くの要望」を受けて、Google Readerのデザインを一新する予定だとGoogleが発表した。
しかし、周囲の要望以上に変更を促したのは、プラットフォームの統一に向けて製品全体に「Google+」を統合したいというGoogleの思惑だったのだろう。
これで、Google Readerの中の友人とのやり取りやフォロー、共有リンクブログとはお別れだ。代わりにReaderには、Google+のソーシャル機能が追加されることになる。登録情報、共有アイテム、友人、お気に入り、スター付きアイテムなどのReaderのデータはエクスポートできるようになる予定である。
またGoogleは、「最終的には、現在よりもよい状態にする」と約束している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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