--据え置き型のHRDTXは、また別のアプローチですね。
Jimmy:HRDTX(予価:3万9800円)は家庭用のコンセントに接続して使用します。LEDとアラーム音で放射線数値を知らせるほか、Wi-Fiに対応しメールで設置場所の数値を送信できます。常に放射線量がわかることと、遠く離れた場所の放射線を測定できることが特長ですね。家庭のみならず、学校や公共の施設などにも使用していただけると思います。また本体には単3乾電池×2本が装備でき、停電時にも約12時間は電池駆動が可能です。
--RDTX-PROの供給状況はいかがですか。
Doug:現在、多くの引き合いをいただいているにも関わらずなかなか潤沢にお届けできない状況です。ただ12月から発売を予定しているRDTX、HRDTXはもう少しまとまった数をご用意できそうです。
3製品ともに世界発売を予定していますが、今は日本最優先で商品を供給しています。他国からもオファーはいただいていますが、現在販売しているのは日本のみなんです。
--放射線測定器を販売する上で日本市場をどう見ていますか。
Doug:私たちの製品が受け入れられやすい市場だと思っています。それ以上に福島の復興支援に関わりたいという気持ちがあり、RDTX-PROでは1台販売するごとに、日本での代理店であるシネックスと共同で10ドルを寄付しています。ほかの2製品についても同様の支援を考えており、この製品を通じて被災地の役に立ちたいと思っています。
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