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いよいよ開催!マイクロソフトの開発者向けカンファレンス「Build」のトピックスを予想

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 末岡洋子2011年09月13日 14時44分
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 Microsoftが「Build」カンファレンスで狙うメインオーディエンスは、1に開発者、2に開発者、そして3に開発者だ。これまでのところ「Windows 8」に関する情報はいくつか出てきているが、Windows 8向けの開発ツール、フレームワークに関しては、Microsoftが何を披露し明らかにするのか、ほとんど情報がない状態だ。


 まずは、いまだ謎に包まれた「Jupiter」--Windows向けのアプリケーションモデル/ユーザーインターフェース(UI)ライブラリ--について、新しい情報が出てくることに期待したい。それから、「Silverlight」の位置づけとSilverlightがMicrosoftがWindowsで描く将来にフィットするのか、しないのかというテーマもある。これ以上明確にならないのであれば、混乱が深まりそうだ。ネイティブアプリと/あるいはウェブアプリの問題で、Microsoftが開発者に何をするよう促すのか、そして古典的なアプリ対“モダンな”アプリの構築でも、開発者がどう対処すべきかについてMicrosoftから何らかのガイダンスがあると期待したい。

 これ以外に、Buildカンファレンスで何が出てくるのだろうか?

 Buildカンファレンスは、HTML5やJavaScript関連のツールを発表する場になると予想できる。Microsoftは「Internet Explorer」ですでに、F12開発者ツールセットの一部としてHTML5やCSS、JavaScriptツール機能を提供するが、これだけではないだろう。

 以下に、ウェブにあがっているBuildのシンプルなアジェンダから予想したトピックスの一部を並べてみたい。

「Visual Studio 2012」:Microsoftの代表者は、2011年5月の「TechEd」にて、同ツールスイート次期版のアプリケーションライフサイクル管理(ALM)の“ロードマップ”について、ハイレベルでのガイダンスを示した。だが、Microsoftはまだこれ以外の機能について詳細を公開していない。Buildではついに、「グラフィック開発者向けのVisual Studio」(当初、このテーマでMicrosoftは「GameFest」カンファレンスで話をすることにしていたが、直前にキャンセルした)についての情報が出てくるのではないかと期待したい。それから、Visual Studio 2012でのHTML 5とJavaScriptのサポートについて、(「Visual Studio 2010 SP1」以外の)新しい情報があるかもしれない。

Expression Blend/Web Next:Microsoftは今後、「Expression」ツールをHTML5構築向けとして強化していくのだろうか?Expressionチームは長いこと新しい情報を公開していない。ちょうど「Expression Blend Preview for Silverlight 5」を9月6日にリリースしているので、何か新しい話がありそうだが。

クラウドアプリケーションプラットフォーム:先のサーバ・ツール部門の組織再編でScott Guthrie氏は、「Windows Azure」向けの開発を強化する任務を任された。「クラウドアプリケーションプラットフォーム」が何を意味するにせよ、ウェブプラットフォームとツール、それにアプリケーションサーバの各チームの取り組みをあわせるものと思われる。Buildでは、「AppFabric」(WindowsとAzureの両バージョン)、それにパブリックとプライベートの両クラウド向けのアプリケーション構築についての話があると予想する。Microsoftが新しい製品や戦略を披露する前によくやることだが、Amazonは先駆けて「Amazon Web Services(AWS) Toolkit for Visual Studio」を披露したばかりだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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