ソニーは9月13日、スピーカ一体型をラインアップする「WALKMAN S」シリーズと高音質でスリムデザインを採用した「WALKMAN A」シリーズに新製品を追加した。全機種でBluetoothに対応し、ワイヤレス接続を実現する。
新製品は「WALKMAN NW-S760/S760K/S760BT」と「WALKMAN NW-A860」。Bluetoothに対応することで、ヘッドホン接続などの操作性を向上したほか、対応スピーカと組み合わせることでワイヤレスリスニング環境を構築するという。
新WALKMAN Sシリーズは本体のみのNW-S760、スピーカを付属したS760K、Bluetoothヘッドホンを同梱したS760BTの3シリーズをそろえる。2.0型のカラー液晶を搭載し、デジタルノイズキャンセリング機能に対応する。
S760BTのBluetoothヘッドホンはペアリングと自動接続済みで、電源を入れるだけでワイヤレスリスニングができる。ヘッドホン側に再生、一時停止、ボリューム、曲送り、曲戻しなどが片手で操作できるリモコンを装備。USB経由で充電ができるほか、外出先などで電源が切れた場合は付属ケーブルを使用することでWALKMAN側から給電ができる「おすそわけ充電」機能を備える。
Bluetoothヘッドホンは「MDR-NWBT10N」(店頭想定価格:7000円前後)として単体販売もされる。ノイズキャンセリング機能を備えたほか、対応WALKMANと組み合わせればおすそわけ充電も可能。約2.5時間の充電で約3時間の使用ができる。
発売は10月8日。NW-S760は8Gバイト、16Gバイト、32Gバイトモデルを用意し、全8色展開。S760Kは8Gバイト、16Gバイトモデルで全8色展開、S760BTは8Gバイトモデルのみで4色展開となる。
WALKMAN NW-A860は16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトモデルをそろえた。Sシリーズ同様Bluetoothに対応したほか、液晶には2.8型のタッチ式を採用。従来本体下部に設けていたハードウェアボタンをサイドに設置することで液晶モニタを大画面化したほか、ポケットに入れたままでも操作しやすくした。
本体には独自の高音質技術「S-Master」をモバイル機器用に進化させた「S-Master MX」を内蔵。再生プロセスを単純化したことで、原音に忠実な再生音を実現したとしている。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクを用意する。
全機種ともに、曲を再生すると歌詞が自動スクロール表示される「歌詞ピタ」サービスに対応するほか、ボーカル部分のみが聞こえなくなる「カラオケモード」を装備。音楽配信サイト「mora」のダウンロードランキングやオススメ曲をウォークマンに転送し、試聴できる「ちょい聴きmora」も利用できる。
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