伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9月7日、パブリッククラウド型バックアップサービス「クラウドバックアップ for NetApp」の提供を開始すると発表した。製品名に記載があるとおり、NetAppのバックアップ技術を利用している。
クラウドバックアップ for NetAppは、NetAppのストレージ「NetApp FAS ストレージ」に蓄積されたデータを、CTCのデータセンター内に設置されたストレージに遠隔地保管するサービス。ユーザーのストレージ環境とCTCのデータセンター間を閉域網回線で接続するため、高い回線品質とセキュリティを確保できるという。また、安定的に電力が供給されるデータセンターにデータを保有することで、電力消費量削減に寄与するとしている。
CTCの子会社でシステム保守運用のシーティーシー・テクノロジーが、運用作業を担当する。これにより、バックアップの運用作業や人員アサインが不要になるとしている。
CTCは今後、同サービスの提供に加えて、短期間でプライベートクラウド環境を構築できる「VM Pool」や、複雑なプライベートクラウド環境における運用課題を解決するリモート運用サービス「RePlavail」などを組み合わせることも検討している。災害や節電対策のニーズを見込み、を今後5年間で90社への導入、12億円の売上を目指す。
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