伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2月7日、セルフサービス型の仮想ホスティングサービス「cloudage CUVIC OnDemand」の提供を開始したことを発表した。VMwareのクラウド管理ソフトウェア「vCloud Director」を採用して自社開発した。
cloudage CUVIC OnDemandは、専用のポータルサイトからサーバやネットワークなどのITリソースを必要に応じて自由に増減できるIaaS。サーバ台数やリソース割り当ての変更、ファイアウォールやロードバランサなどのネットワーク設定の変更をユーザー企業が自ら操作できる。
仮想マシンごとに時間従量と月額固定から選択でき、ユーザー企業にあった利用料で利用できるとしている。一番小さなタイプのS30はCPU1つ、メモリが1Gバイト、ハードディスク(HDD)が30Gバイトで時間従量で1時間15円、月額固定は8000円。一番大きなタイプのH300はCPU8つ、メモリが16Gバイト、HDDが300Gバイト、時間従量が1時間231円、月額固定が13万2000円(価格はいずれも税別)となっている。
CTCは2013年3月末までに400社への提供を目指す。またプライベートクラウド環境を導入している企業向けに、オンプレミスで提供することも予定しているという。
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