東芝は9月1日、無線LAN通信機能搭載を搭載したSDHCカード「FlashAir」を商品化すると発表した。11月からサンプル出荷を開始し、製品としての販売は2012年2月を予定している。
第1弾となる「THNSW008GAA-A」は容量8GバイトのSDHCカードだ。対応する無線LAN規格はIEEE802.11 b/g/n。セキュリティはWEP、TKIP、AES(WPA、WPA2)に対応する。価格はオープンだが、実売価格は6000円台半ばを予定しているという。
対応するデジタルスチルカメラで利用すると、通常の画像保存ができるほか、無線LANを利用してのデータ通信が可能。クラウドサービスへのアップロードやダウンロードにも対応する。画像データの送受信時のみ無線LAN機能を起動することで、対応機器の消費電力を抑えられる設計を採用したとのことだ。今後は日本、北米、ヨーロッパで無線の認証を取得する予定だ。
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