家庭用3Dメガネの標準化を目指す「フルHD 3D グラス・イニシアチブ」に、フィリップス、シャープ、TCL、東芝の4社が賛同すると発表した。
フルHD 3D グラス・イニシアチブは、パナソニック、サムスン電子、ソニー、XPANDの4社が参加しており、8月上旬に提携を発表。共同で開発しライセンスする技術の中には、Bluetoothをベースに無線(RF)を利用した3Dアクティブメガネと、テレビ、PC、プロジェクタなどの3Dディスプレイと3Dアクティブメガネの間のRFシステム通信プロトコル、パナソニックとXPANDが共同で、サムスン、ソニーが各々で開発した複数の赤外線(IR)通信プロトコルなどが含まれている。
9月下旬には、フルHD 3D グラス・イニシアチブとしてライセンスプログラムを開始予定で、製品の開発や製造を行う。さらに2011年後半にはライセンスを受けて製造された製品の認証を開始し、認証を受けた製品に対しては、イニシアチブのロゴを使用するとしている。
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