Eye-Fiは1月5日、コンシューマーエレクトロニクス分野で世界最大の見本市「2011 International CES」において、デジタルカメラの画像をスマートデバイスにダイレクトに転送できる新機能「Direct Mode(ダイレクトモード)」を発表した。
Direct Modeは、Eye-Fi X2カード自体をアクセスポイントとし、Android搭載のスマートフォンやタブレット、iPhoneやiPadなどのデバイスと直接Wi-Fi接続して写真を転送できる機能だ。
新開発したEye-Fiモバイル版アプリ(無償)との連携により、デジタルカメラで撮影した画像や動画をワイヤレスでスマートフォンやタブレットに直接転送し、機器上で即座に閲覧、保存、共有できるようになる。
Direct Modeは、Eye-Fiカード(Eye-Fi X2)の無償アップデートとEye-Fiモバイル版アプリによって対応するもので、国内でも、2011年上半期をめどにバージョンアップし、利用可能になるとしている。
Eye-Fiでは、PC市場の成熟を背景に、将来的にはスマートデバイスが画像管理の中心になると見る。CEOのJef Holove氏は、「デジカメで撮影するべきか、携帯で撮るべきかを悩んだことのあるユーザーにとっては、Direct Modeがその答えになるだろう。Eye-Fi Viewに自動送信する設定にしておけば、デジカメと携帯で撮影された画像はどちらも自動的にクラウドにバックアップされ、どんなデバイスからでも閲覧できる。Direct Modeは、デジタルカメラとモバイル端末のギャップを埋める技術」とコメントしている。
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