ソニーは8月30日、デジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」を発表した。3Dサラウンド再生に対応するという。
デジタルサラウンドヘッドホンDS7500は、ヘッドホン、プロセッサから構成される。伝送方式には2.4GHz帯を使用し、最長約30mのワイヤレス伝送に対応。従来のサラウンドヘッドホンが水平配置のバーチャルサラウンド音場を再生していたのに対し、DS7500では、高さ、奥行き方向を加えたバーチャルサラウンドを実現したという。
ヘッドホン部のクッションには低反発のものを採用し、3Dメガネを装着した上からでも、ヘッドホンと耳の間に隙間ができずしっかりを音を再現できるとしている。
ボリュームコントロールとエフェクトなどはヘッドホン部に備え、手元での切替が可能。エフェクトはソニー・コンピュータエンタテインメントのサウンドデザイナー監修によるゲームモードを内蔵したほか、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント協力のもと再現した新シネマモード、人の声が聞き取りやるくなる新搭載のボイスモードを備える。
ヘッドホン部には内蔵リチウムイオン充電池を搭載し、フル充電で約18時間、30分の急速充電で約4時間の使用が可能。ヘッドホンを頭にかけると自動的に電源がオンになり、外すとオフになる。重量は約325g。発売は10月10日。価格は4万9350円になる。増設用のワイヤレスステレオヘッドホン「MDR-RF7500」(価格:2万4675円)もあわせて発売される。
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