Appleがシャープの液晶ディスプレイ(LCD)工場に10億ドルを投資する計画だとReutersが報じている。AppleのシャープLCD工場への投資のうわさは何カ月か前からあったが、両社とも協業するという公式な発表はしていない。
Reutersによれば、AppleがシャープのLCD工場に投資するのは、「iPhone」と「iPad」のディスプレイを安定的に確保しつつ、単一のサプライヤーに大きく依存しないようにするためだという。Reutersは、このサプライヤーの1社にサムスンを挙げている。
Appleとサムスンは現在、特許をめぐって法的に争っている。Reutersは情報筋からの話として、この争いが原因で、Appleはサムスンとの供給関係の再考を迫られていると報じている。
Appleとシャープにコメントを求めたが、どちらからもすぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」