スマートフォンの普及にともない、AR(拡張現実)機能を活用したアプリも増えてきた。しかし一口にARと言っても、マーカーにカメラをかざすと3DCGのキャラクターが浮かび上がるものや、カメラに映し出された人の体に洋服がオーバーレイ表示され試着気分を味わえるものなど、種類はさまざまだ。
ここではお盆の時期も近づいてきたので、お出かけ時に使えそうなスマートフォン向けのARアプリをピックアップして紹介する。せっかくの夏休みに何も予定がない、いつもとひと味違ったお出かけがしたい、という人は試してみてはいかがだろうか。
スマホをかざしてルート案内「ナビアプリ」
◇ARで直感的にナビゲート「Yahoo!ロコ 地図」(Android)
直感的にナビゲートしてくれるARアプリを探しているなら「Yahoo!ロコ 地図アプリ」を使ってみてはどうだろう。このアプリは、スマートフォンのカメラに映る景色の上に、進行方向を表す矢印やガイドポイントを表示してナビゲートしてくれるARルート案内機能を実装している。サブマップが右下に表示されるので、現在地を地図上で確認しながら目的地までたどり着ける(ARルート案内機能はAndroidアプリのみ対応)。
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◇周辺スポットをTwitterで共有できる「直感ナビ」(Android)
こちらもナビアプリだが、Twitterへの投稿機能も搭載しているのが、ゼンリンデータコムがNTTドコモと共同開発したARナビアプリ「直感ナビ」だ。カメラに映る景色の上に現在地周辺の情報を表示する。フリーワード検索やジャンル検索など、さまざまな方法で周辺情報を検索でき、検索した周辺スポット情報をTwitterに投稿してフォロワーと共有できる。
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◇最寄りのみずほ銀行が分かる「ATM・店舗検索」(iOS/Android)
ショッピング前にお金を下ろしたい、そんな時に役立ちそうなアプリが「ATM・店舗検索」だ。最寄りのみずほ銀行店舗を検索できるARアプリで、スマートフォンをかざすと位置情報をもとに現在地周辺のみずほ銀行の支店が表示される。店舗情報や店舗までの距離を確認できるほか、目的の店舗に発信することもできる。
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◇走行中の風景がナビ画面になるARカーナビ「サイバーナビ」
スマートフォンアプリではないが、車でのお出かけには使えそうなのでご紹介。「サイバーナビ」は、走行中の風景にナビゲーション情報を重ね合わせて表示するパイオニアのARカーナビだ。曲がる交差点までの距離や進行ルートを分かりやすく表示するほか、ガソリンスタンドやカフェなどを横切る際には、画面上に3Dランドマークやポップアップを表示して教えてくれる。
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