電通国際情報サービス(ISID)は8月4日、位置情報やAR(拡張現実)技術を活用したサービス事業の強化を目的に、クウジットと業務・資本提携したことを発表した。提携にともない、クウジットはISIDを引受人とする第三者割当増資を実施し、ISIDは所有比率24.5%の筆頭株主となるとともに、クウジットはISIDの持分法適用会社となる。
クウジットでは、独自の無線LAN電波で屋内でも位置を推定する「PlaceEngine」技術や、AR技術「KART(Koozyt AR Technology)」を核に、位置情報配信サービスやARマーケティングサービス「GnG(GET and GO)」事業を展開している。またISIDでは、スマートフォンの普及に伴い位置連動型サービスを重点投資領域と位置付け、研究開発を進めてきたという。
両社は今後、クウジットの位置情報技術やAR技術と、ISIDのマーケティングノウハウを結集することで、消費者属性やライフログ、ソーシャルグラフに基づく行動解析と位置情報を連動させたユビキタスプラットフォームを開発し、大規模商業施設や公共施設向けにサービスを提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力