ヤマハは8月3日、インナーイヤータイプのヘッドホン「EPH-100」と、直径40mmのドライバを搭載したヘッドホン「HPH-200」を発表した。インナーイヤータイプは同社初、ヘッドホンは20数年ぶりの発売になるという。
EPH-100は、共振の制御性に優れるアルミ削り出しボディを採用したインナーイヤータイプのヘッドホンだ。直径6mmの小型ドライバとコンパクトな2ステージタイプのイヤーピースの採用により、鼓膜まで直接音を届けることで、正確な音を再現するとしている。
イヤーピースは、サイズの異なる5種類を同梱。いずれもイヤーピースを2段にした2ステージタイプで、装着時に角度が重なり合うことで耳穴にしっかりと固定される形状になっている。イヤーピースのほか、変換プラグと長さ2mの延長ケーブルが付属される。
発売は8月上旬。ヤマハの直販サイト「Yダイレクト」のみの販売となる。直販サイト価格は1万5000円だ。
HPH-200は、口径40mmのドライバを搭載したオープンエア型のヘッドホンだ。重量は180gと軽量で、長時間のリスニングでも疲れにくい快適な装着感を追求したとのことだ。
変換プラグと2mの延長ケーブルを同梱。イヤーパッド部が折りたためるため、携帯しやすい形状になっている。発売は8月下旬。家電量販店などで販売する。店頭想定価格は1万6000円前後になる。
ヤマハがヘッドホンを発売するのは実に20数年ぶりになるとのこと。既に海外モデルは展開しており、昨今のデジタルオーディオプレーヤーの好調さを受け、日本市場にも投入したという。
お詫びと訂正:記事内にて「EPH-100」の直販サイト価格が1万6000円となっていましたが、正しくは1万5000円でした。ここに修正し、お詫び申し上げます。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」