楽天は、ドイツで大手ECサイト「Tradoria」を運営するTradoriaの株式の80%を取得 し、子会社化したことを7月28日に発表した。
Tradoriaは、主に中小規模の店舗を対象としたマーケットプレイス事業を、2007年からドイツで展開している企業。月額定額費用と売上に応じた従量課金を組み合わせた課金体系に基づき、ウェブ制作、決済サービス、店舗向けのトレーニングセッション、イベントなどのサービスを提供している。
現在の出店店舗数は4400店以上で、家具やファッション、アクセサリーなど、店舗が取り扱う商品数は800万点にのぼるという。
楽天は今回の子会社化により、同社が培ってきたEC事業のサービス機能や経営手法のノウハウをTradoriaに導入するとしている。また、楽天の子会社でフランス最大のECサイトを運営するPriceMinisterとの協業や、アジア、北米、南米など、楽天がすでに展開している地域のECサイトとの連携も検討するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス