LinkedInは、求人に応募する新たな方法を求職者に提供する新機能を公開した。
この新しい「Apply with LinkedIn」というプラグインは企業のウェブサイトに追加するもので、求職者は応募に際してLinkedInに登録してあるプロフィールを伝えることができる。求人企業のサイトでこのボタンをクリックした場合、求職者は送信前に自分のプロフィールを編集することが可能だ。このプラグインは、ユーザーのプロフィールからデータを読み出し、企業のオンライン応募フォームに自動でその情報を入力することで求職者の手間を省いてくれる。
求職者が応募履歴をチェックしたければ、LinkedInで自分のプロフィールを見るとこれまでどの求人に応募したかを確認できる。
LinkedInによると、現時点でNetflix、LivingSocial、Photobucketをはじめとする「数千社の企業」がこのプラグインを使っているという。無料のApply with LinkedInプラグインを自社サイトに追加する際、企業は最大3件の質問を付け加えることができ、ユーザーはプロフィールを送信する前にこれらの質問に回答する必要がある。
テクノロジ系ブログサイトのGigaOMは6月、匿名の情報筋の話として、LinkedInが求人ツールの公開を検討していると報じていた。この情報筋は、LinkedInがこの機能を「Apply with LinkedIn」という名称にするとの情報も伝えており、まさにその話の通りになった。
確かに、この機能は最高に嬉しい追加機能というわけではないが、専門職の人々を対象としたLinkedInの中核的機能が自然な形で拡張されたものだ。さらに、ユーザーが自分のプロフィールで共有しているあらゆる情報がよりいっそう重要な意味を持つことになる。
この新機能はすでに利用可能になっている。同サービスへの登録に関心がある企業は、ここから無料のプラグインをダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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