Amazonは米国時間7月18日、同社の「Kindle」電子書籍リーダー向け教科書レンタルサービスを発表した。学生は電子教科書を最低30日間からレンタル可能で、レンタル期間は1日単位で延長することができる。
同サービスの特長は、レンタル期間が終了した後もユーザーが記入した注釈やハイライトを維持できることだ。記入内容はAmazonのクラウドに保存され、ユーザーが教科書を再びレンタルすると自動的に同期される。Amazonの広報担当によると、保存できるハイライト箇所の量は個々のパブリッシャーが決めるという。
もちろん、細かい部分で注意すべきことはある。John Wiley & Sonsは、ユーザーが保存できるハイライト箇所の量を明かしていない。同社広報担当は、「レンタル期間終了後も、印を付けた重要な部分を維持したいという学生のニーズをわれわれは支持する」と述べている。
同サービスには、John Wiley & Sonsのほかに、ElsevierやTaylor & Francis、Oxford University Pressなどのパブリッシャーが参加している。
レンタルした教科書はKindle電子書籍リーダーのほか、PCや「Mac」「iPad」「iPod touch」「iPhone」「BlackBerry」「Windows Phone」「Android」プラットフォーム上のKindleアプリケーションでも閲覧できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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