YouTubeは洗練度とシンプルさを増し、今よりも抑えた色調になりそうだ。米国時間7月7日に公開された実験的な新デザインを確認してほしい。「Cosmic Panda」と呼ばれるこのデザインは、古くて雑然とした印象を与え、白い部分が多すぎるYouTubeを多くの点で現代的なウェブデザインに改善する。もう少し前に実施すべきだったとは思うが、筆者はこの改善を喜んで受け入れる。新デザインはとてもよくできている。
動画とサムネイルは見やすくなり、コントロールはより直観的な操作が可能になった。また、チャンネルのカスタマイズ機能も強化された。
ページの背景と動画コンテンツのコントラストを低減するため、動画の背景は暗い色に変更された。サムネイルは拡大され、プレイリスト上では再生中の動画の真下に表示されるようになった。動画の表示サイズは2種類から3種類に増加し、フルスクリーンも選べるようになった。また、「評価する」と「追加先」、および「共有」ボタンは視覚的に動画コントロールから離れた場所に配置され、動画の視聴と整理が明確に分離された。
Cosmic Pandaの最大の変更点はチャンネルのカスタマイズだ。以下の4つのテンプレートから選択することが可能になった。
Creator:プレイリストグループの上に動画が表示される。
Blogger:プレイリストの動画や最近視聴した動画が新しいものから順に表示される。
Network:チャンネルグループの上に動画が表示される。
Everything:プレイリストグループの上に動画が表示され、下にはチャネルグループが配置される。
チャンネルセットアプページの「Branding」タブを利用すると、より少ないクリック回数で背景画像を追加したり、プロフィールの写真(アバターと呼ばれる)を変更したりすることができる。
また、動画とプレイリスト、およびチャンネル間を移動するときに、動画を再生させ続けることも可能だ。残念ながら、この機能は「Google Chrome」でしか利用できない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」