エフセキュアは7月7日、法人を対象にしたAndroid搭載端末向けのモバイルセキュリティアプリ「エフセキュア モバイル セキュリティ ビジネス」の販売を開始したと発表した。税別価格は1~24ユーザーで1ライセンスあたり3000円。サポートするAndroidのバージョンは2.1~2.3。動作検証済み端末はPDFで確認できる。
モバイル セキュリティ ビジネスは、ウイルス対策、スパイウェア対策、ブラウザ保護などの基本的なセキュリティ機能に加え、盗難・紛失対策機能も実装した。ビジネスアプリケーションやメール、顧客情報など重要情報の閲覧、保存に使用されるスマートフォンが紛失や盗難に遭った際に、遠隔からアラームや位置情報通知、リモートロック、リモートワイプなどのコマンドを送信して、端末位置を特定したり、重要な情報の漏えいを未然に防いだりといったことができる。
オプションで提供されるブラウザベースの管理ポータルからステータス管理や盗難・紛失対策機能のコマンド送信、レポーティング機能なども利用できる。
個人向けのセキュリティアプリ「エフセキュア モバイル セキュリティ for Android」、通信事業者向けの「エフセキュア プロテクション サービス モバイル」に続く法人向け製品の提供となり、幅広い市場ニーズと提供チャネルに対応していくとしている。
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