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アップル、サムスンをITCに提訴--サムスン製Android端末の輸入禁止求める

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2011年07月07日 12時05分
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 Appleは米国時間7月5日、サムスンを相手取って米国際貿易委員会(USITC)に新たな訴えを起こし、サムスンの主要な「Android」搭載スマートフォンとタブレットについて、米国への輸入禁止命令を出すよう求めた。

 今回のAppleによるUSITCへの提訴を最初に報じたのはBloombergで、この係争で問題となっている特許については、Florian Mueller氏がブログ「FOSS Patents」内でまとめている。AppleはサムスンのAndroid製品群に対して、5件の技術に関する特許と2件の意匠特許を主張している。多くの点で、AppleのUSITCへの提訴は意外ではない。サムスンもAppleを相手取ってUSITCに訴えを起こしており、両社は世界中の法廷で決着をつけようと争いを継続中だ。

 以前にも述べたように、この一連のAppleとサムスンの争いで最も奇妙な点は、両社が重要なパートナー関係にあることだ。Appleはサムスンからメモリや液晶画面、各種部品を調達している。サムスンはAppleと競合しているものの、Appleはサムスンの最大の顧客でもある。

 USITCに提出された訴状では、サムスンに対するAppleの従来の主張が繰り返されているように見受けられる。その要点は次のとおりだ。

  • 製品カテゴリーを作り出したのはAppleである。
  • サムスンはハードウェアとデザインをコピーした。
  • サムスンは模倣者となることで売り上げを横取りしようとしている。

 USITCに出された訴状の次の段落は、Appleの見方を簡潔にまとめている。

「Appleの革新性の多くが非常に人気を博し、広く認知されたため、その革新性はAppleの製品およびブランドと事実上同義語と化している。実際、Appleの製品は、例えばその動作方法やユーザーとのインターフェースによって簡単に見分けることができる(後略)」

「その結果、Appleの革新性と製品は、Appleの競合他社によって広く模倣の対象となっている。他社は、Appleの革新的な技術、特徴的なユーザーインターフェース、全体的な製品デザインを模倣することによって、Appleの成功に乗じようとしている」

 Appleは続けて、「主な権利侵害者」の1社としてサムスンの名前を挙げている。

 ここで注目すべきは、Appleがそのユーザー体験を訴えの中心に据えている点だ。仮にAndroidがシームレスなユーザー体験を実現できるまでに改善されたら、どうなるだろうか? Appleはその点について訴えることができるだろうか?

 サムスンの「Galaxy Tab 10.1」がハードウェア的に多くの面でAppleとの差を縮めたことは明らかだ。違いは、Androidか改善されているとはいえ、完全にシームレスになってはいないことだ。Appleの狙いはサムスンの行く手を阻むことにある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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