Appleは米国時間7月1日、サムスンの最新モバイルデバイス4機種に対し、米国での製造、販売、輸入を禁止する仮差し止めを米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に申請した。
ブログ「FOSS Patents」が伝えている申請書では、サムスンの「Galaxy S 4G」「Infuse 4G」「Droid Charge」の各スマートフォンと「Galaxy Tab 10.1」タブレットについて、米国での製造、販売、輸入を禁止する仮差し止めを求めている。Appleは、これらの製品が同社のデザイン特許3件と実用特許1件を侵害していると主張している。
Appleは、同社の権利を守るためだけでなく、公衆の利益を守るためにも、仮差し止めが必要だと述べており、まだリリースされていない「Galaxy S 2」と「Galaxy Tab 8.9」についても、リリースが近づいたときに仮差し止めを求める権利を留保しているとしている。
サムスンは、Appleの申請に対する声明で、「この申請には法的根拠がないとサムスンは考えている。われわれは顧客に対するサービスを続け、サムスン製品の販売を通常通り続けるつもりだ」と述べている。
Appleの担当者にこの申請に対するコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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