米国時間6月30日に匿名のResearch In Motion(RIM)従業員からの書簡を掲載したBoy Genius Report(BGR)は、7月1日、さらに2通の匿名の書簡を公開した。BGRは、30日に数十の書簡を受け取ったとしており、今後数週間のうちにさらに多くを公開するかもしれないと述べている。
2通のうちの1通は法務部門の元従業員が書いたもので、もう1通は「BlackBerry」サービス部門の従業員が書いたという。
法務部門の元従業員は、30日の匿名の書簡が「過去2年間にわたしが同社に関して考えたり聞いたりしたことのほとんどすべてを非常に的確に表現している」と述べている。この従業員は、RIMが過去の成功に頼るのではなく現在直面している現実を見すえることを望んでいるという。
もう1人の従業員は、RIMの貧弱なリーダーシップ、士気の低さ、多すぎるプロジェクト、そして過剰な官僚的手続きなど、6月30日に公開された書簡と共通した不満の多くを述べている。RIMには能力のある従業員が多いが、官僚的な手続きのせいで身動きができない状態に陥っているという。
原稿執筆時点では、RIMはこの2通の書簡に返答していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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