Googleは、個人用医療記録サービス「Google Health」の終了を決定した。同サービスは3年前の2008年に公開されたが、その後不振に陥っていた。家庭用エネルギー消費をウェブベースで監視する「Google PowerMeter」サービスも整理の対象となる。
Google Healthサービスは2012年1月1日に終了するが、ユーザーは自分のデータがシステムから完全に削除される前にデータを移行する期間として、2013年1月1日まで猶予を与えられる。
Googleは米国時間2011年6月24日付のブログ投稿で、「数年間の経験を経て、Google Healthは当初われわれが期待したほど幅広い効果を上げていないことがわかった」と述べた。
一方、2009年に立ち上げたGoogle PowerMeterは2011年9月16日に終了する予定だ。
Googleはブログ投稿で次のように述べている。「われわれは当初、人々が自分のエネルギー消費に関するデータにアクセスできることの重要性について認識を高めるためのプロジェクト『Google.org』としてGoogle PowerMeterを立ち上げた。(中略)われわれの取り組みは期待したほどのペースで広がっていないため、このサービスを引退させることにした」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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