ソニー、CIA、米上院、FBI関連組織Infragardに対するハッキング行為でメディアを大いににぎわせたハッカー集団LulzSecが突然、ハッキング活動の停止を宣言した。
LulzSecは米国時間6月25日夜、同集団によるサイバー犯罪行為をまもなく終了することを宣言するドキュメントをPastebinに掲載し、ツイートでそのリンクを案内した。同集団がその名を多くの人々に初めて知らしめたのはつい5月のことである。
声明には「別れを告げるときがきた」と記されている。「当初計画していた50日間という期限がきたので、遠くへ去ることにする。インスピレーション、恐怖、拒絶、喜び、賛同、非難、模倣、困惑、熟考、嫉妬、憎悪、さらには愛情といったものを(願わくば)後に残して。どこかの誰かにほんの少しでも影響を与えたことを望んでいる。それがどこであろうとも」(LulzSec声明)
同集団は、最後に入手した盗難情報へのリンクも掲載している。International Business Timesの報道によると、これにはAT&TやAOLなどのデータが含まれているという。LulzSecは23日、米アリゾナ州の治安当局からの機密文書とするものを公開した後に、27日には「さらなる情報を公開」する予定だと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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